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1 通変星 全体のエネルギーに及ぼす影響は約40%とみます。 比肩、劫財、偏印、印綬が二個ないし三個は必要です。なお、印星があれば、官星が欲しいです。 ○ 比肩、劫財、偏印、印綬は日干を強めます。 ○ 食神、傷官、偏財、正財は日干を弱めます。 ○ 偏官、正官は日干を相当弱める働きをします。 2 月 令 全体のエネルギーに及ぼす影響は約20%とみます。 月令を得ているのにこしたことはありませんが、令を失する以外は、退気でも進気でもそれほど大きな影響はありません。 ○ 当権は、日干が強まります。 (たとえば、甲日生まれであれば、春季生まれの場合) ○ 進気は、日干がやや強まります。(たとえば、甲日生まれであれば、冬季生まれの場合) ○ 退気は、日干がやや弱まります。(たとえば、甲日生まれであれば、夏季生まれの場合) ○ 失令は、日干が弱まる働きをします。(たとえば、甲日生まれであれば、秋季 生まれの場合) 3 十二運 全体のエネルギーに及ぼす影響は約20%とみます。 長生、冠帯、建禄、帝旺の星が少なくとも2個は月日時に欲しいです。 年支は働きが弱いので、あまり当てにはできません。 ○ 長生、冠帯、建禄、帝旺は日干を強めます。 ○ 沐浴、墓、胎、養は中位の強さであります。 ○ 衰、病、死、絶は相当日干を弱めます。 4 五 行 全体のエネルギーに及ぼす影響は約20%とみます。 日干(例えば土)の五行を中心として、土が2個は欲しい。また、それを生じる火が1個ないし2個は欲しいです。 (留意事項) ○ 空亡があると、日干が弱まり、数が多いと余計弱まるとみます。 ○ 三合や方合によってもエネルギーの強弱は相当影響を受けます。 ○ 同種の通変星が透干しているか、あるいは近貼して団結しているような場合には、その通変星のエネルギーは数だけの問題ではなく、さらに強まると見ます。 ○ わたしの開発ソフトでは、これらの関係を経験則も含めすべて考慮して、エネルギー計算をしていますので、単なるコンピューターによる機械的な計算だけではありません。 四柱推命学は機械的な計算方式だけでエネルギーの計測が出来るほど単純な学問ではありませんので、ご留意下さい。
わたしの開発している「推命学の研究用ソフト」では、エネルギーの強さを1.00点から9.00点までで計測評価し、次のような区分で、「最弱」から「最強」までを表示しています。
日干と用神のエネルギーだけのバランスを考えますと、だいたい次のようなエネルギーバランスが最適ではないかと考えられます。ただ、注意しなければならないのは、どういう状態で日干のエネルギーが構成されているのか、あるいは、格を取り巻いている状況はどうなのかというようなことも大変重要な要素となりますので、エネルギーバランスだけで成格とか破格とかいうようなことは決して言えませんので、ご注意下さい。
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