四柱推命学を40年以上研究し、遂に新・プロフェッショナル版を完成、それを利用したプロ養成ネット講座や初心者講座を開講。

(1)　外向性質と内向性質

�@　小心翼々 日干の力量がが弱いか、極端に強い人に多い｡

�A　陰鬱 食神傷官、それに財官が太過し、日干の力量が弱い人に多い。

�B　不言実行 日干の力量が弱くても、用神がしっかりした人に多い。

�C　へ理屈家 食神か傷官が太過していて日干の力量が弱い人か劫財なら比肩を交えて３個以上あるか、 羊刃が２個以上ある人に多い。

�D　反抗人間 日干の力量が６.５以上ある身旺の人、もしくは傷官格、偏官格、偏印格、羊刃格の人に多い。

�E　決断実行型 日干の力量が中以上に強く、用神もしっかりした人に多い。

�F　過激 身旺のタイプでありながら、傷官格、偏官格、偏印格、羊刃格の人に多い。

�G　真面目 日干の力量は中前後で、食神格、正財格、正官格､印綬格の人に多い。

�H　軽率 日干の力量に関係なく、用神が比肩か食神か傷官か偏財か偏官か偏印の人に多い。

�I　協調的 日干の力量が中か中ぐらい以下の強さで、偏財格か正財格か正官格か印綬格の人に多い。

(2)　日干強弱による性情の変化

身 　弱	中	やや身旺	旺　強
優柔不断	並み	決断力あり	頑迷である
消極的	並み	積極的	猛進する
依頼心が大	並み	独立心強い	孤立する
大きな責任に耐えられない	並み	耐えられる	人に押し付ける
閉鎖的内向的	並み	社交的	紛争を起こす
従属的	並み	協調的	反抗的
へつらい	並み	博愛心に富む	冷酷である

内向性が強まれば分裂症・心身症・ノイローゼに発展する

外向性が強まれば躁鬱症・虚言症・ヒステリーに発展する

(3)　性格構成３要素

■　力を必要とするもの

　(例) 行動力や決断力､それに実行力､指導力､支配力等

★日干の力量の強さ
★十二運の根の部分の強さ
★月令を得ているかどうか
★通変星では比肩と劫財

　その他、永続性・忍耐力・耐久力などは上記の項目とともに、偏印や印綬によるところを考慮に入れ総合的に判断する。
その中でも日干の力量の占める割合が約70％前後とし、通変星が占める割合は約30％とみます。


■　素質を必要とするもの

　素質は、才能とか能力に属するため、通変星の割合を約70％前後とし、日干の力量の占める割合を約30％とみます。


■　力を必要とし素質も必要とするもの

　たとえば、勤勉度、慎重度、社交性、権勢欲のようなある程度の力と素質を必要とするものは、日干の力量と用神の力量が半々程度に影響するとみます。